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「いり大豆」その健康効果とは

節分といえば「福豆」。年の数、いり大豆を食べることで無病息災になるといわれています。健康食としてブームのナッツですが、この「いり大豆」はまさに“和製ナッツ”といえます。既にコンビニやスーパーでも、低糖質高タンパクの“ロカボフード”として「素焼き大豆」「煎り大豆」として店頭に並んでいますが、これ、アーモンドやクルミに比べて良いことがたくさんあるんです。

「いり大豆」にある3つの栄養素とメリット

−大豆タンパク質−

アーモンドやクルミなどナッツ類に比べて「タンパク質」が豊富。特に、加齢による筋肉分解を抑制するため、筋力アップに効果的。血液サラサラ、高血圧予防、血中コレステロールの抑制効果もあります。

−大豆イソフラボン−

強力な抗酸化物質で、動脈硬化の予防につながります。女性ホルモンと似た働きをして、骨粗しょう症の予防、更年期障害の症状軽減にも働きます。

−大豆オリゴ糖−

腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境を改善し、便秘の予防・改善や、体全体の免疫力をアップ。

アーモンドなどのナッツ類はほぼ100%輸入品。大豆も国産自給率はまだ全体の5%程度ですが、大豆製品全体で良質な国産大豆にこだわった商品が増えてきました。健康ブームで大豆の質にこだわる消費者が増えているため、今後は国産自給率の増加が期待できます。私たち消費者も自給率アップに貢献しましょう!

いり大豆は国産大豆使用でも1袋40〜50g入りで100円台で購入可能。アーモンドやクルミに比べて半額程度と、お財布に優しいから取り入れやすいのです。

効果を高める「一緒に飲む鉄板ドリンク4選!」

食物繊維が豊富で水分が少ないいり大豆を食べる際は、便通をよくするためにも水分摂取が必要です(お腹の中で水分を吸収するので、満腹効果も持続します)。そこで、いり大豆の効果をさらに高める「ドリンク4選」をご紹介!

−①コーヒー:ダイエット・血圧予防、動脈硬化に−

抗酸化物質のポリフェノール(クロロゲン)を含むため、1日カップ3〜4杯程度のコーヒーは脂肪燃焼や動脈硬化予防が期待されます。異なる抗酸化物質を一緒に摂取するとお互いの欠点を補い合い、相乗効果を発揮するのですが、この組み合わせもそう。いり大豆の大豆イソフラボンがポリフェノールの効果を高め、コーヒーのポリフェノールが大豆イソフラボンの抗酸化効果を高めます。

−②飲むヨーグルト:ダブルタンパク質で効率的な筋力アップに−

動物性タンパクと植物性タンパクの「ダブルタンパク質効果」が期待できます。筋肉分解を抑制する大豆タンパク質と、筋肉合成を促進する乳製品由来のホエイが吸収しやすい飲むヨーグルトは非常に効率的な取り合わせ。大豆オリゴ糖とヨーグルトの乳酸菌のダブル効果で腸内環境も改善します。

−③甘酒:免疫力アップ。便秘改善、美肌効果−

発酵食品の甘酒は善玉菌のエサになるオリゴ糖を含んでおり、腸内環境を整えることで美肌効果や、体全体の免疫力を高める効果があります。また、いり大豆の豊富な食物繊維は甘酒の血糖値の急上昇を抑えてくれます。

−④豆乳:アンチエイジング、コレステロール抑制−

ダブルで大豆製品をとることで、アンチエイジングに働く大豆イソフラボン、コレステロール抑制の大豆タンパク質が2倍に。いり大豆は豆乳にはない食物繊維を豊富に含むため、血糖値の急上昇を抑えるとともに、脂肪燃焼効果のスイッチを入れる胆汁酸に働き掛けます。また、豆乳の水分が便通改善にとても重要なんです。

いかがでしたか? 節分をきっかけに「いり大豆」を久しぶりに試してみてはいかがでしょうか。

出典元:商業界ONLINE
著:管理栄養士 松田真紀

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